• 更新日:2011/12/4


  • E-mailアドレスの変更などがあった方は、事務局 HVS綜合研究会までご連絡ください。




  • 2011年度の目標


  • 本当の実践とは、半分は自分自身のことと関わりがある!

    ただ、その作業は、かなり厳しいものとなると思います。


    2011年12月の特別研修会の御案内
    12月20日(火)…日程を変更しました!

    先生自身の研鑽と今後の新しい私学の展開のための課題の講座

    『自分の現在の『課題・疑問・苦しみ』についてフリートークしょう!』

      参加者全員で

    まずは、実践15年生の明大中野八王子・白井先生や、9年生の東京成徳大高校・野中先生が、
    口火を切ってもらいましょう。
    そこから一人一人、別の課題を見つけられればいいですね。


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    ※場所:中央大学駿河台記念館 500# (JRお茶の水 徒歩3分)※会場は入口に表示

    ※受付:午後6時より
    ※時間:午後6時00分〜9時00分(○食事終了後、開催)
    ※会費:特別研修会につき、A会員校2名まで1人\2,000_他1人\3,000_(学生1人\1,500_)
    ※その他:当日の夕食代・資料代等は、会費に含まれております。

    申し込み方法:12月13日(火)まで。
    メール・fax・電話にて参加者名、人数等をお知らせ下さい。
    (期日厳守でお願いいたします。)




    事務局 HVS綜合研究会  安達 征勝


    今回のNEWSは、次回の研究会での資料にしてみてください。
    次回は、私たちがこれまで課題としてきた「子ども一人一人が生き生きする(先生自身も)教育は可能か」についてのフリートークになります。各先生達が、その実践で試行錯誤をしてきている内容について話し合う機会です。具体的には、いま各校で実践をしている先生達が、この実践の過程で問われてきたものや抱えてしまった課題について、それぞれ忌憚なく話し合うことになっています。いま世界の趨勢に「自分一人を世界の運命から切り離せない経済構造になってしまった」(『文芸春秋』2011・11月号・大前研一×船橋洋一『世界同時多発危機』が日本を襲う)かのような幻想があります。そして今の日本の教育は、まさに子どもたち一人一人をその中に追いやって指導していこうとする恣意があるように思えてなりません。大阪府・大阪市教育基本条例などにみられるように「激化する国際競争」に勝つこと、勝てる人材を育成する側面が強く感じられます。
    しかし、そこに「一人一人の生き生きする個人」への視点が抜けているように思います。
    「自分とは何か」の視点です。そこは、すべての先生の現在的課題であると考えます。東京成徳大高・野中先生の言葉です。『今まで私は何にひっかかり、その後、そのひっかかりをどうしたのか?その先、生まれた課題は?』  また、一人一人の「ひっかかり」を大切にすることこそが教育の本質なのだとする内田 樹(神戸女学院大名誉教授)さんが自身の教育観を、先ごろ亡くなったアップル社のスティーブ・ジョブズさんの言葉に重ねて語っている文が目に留まりました。(『橋本主義を許すな!』ビジネス社・おせっかい教育論・教育基本条例の時代錯誤について・より)
    ジョブズ氏が、母校スタンフォード大学の卒業式で半生を振り返ってスピーチしている有名なものだそうです。紹介します。
    『あなた方の時間は限られています。他の誰かの人生を生きて無駄にしてはいけません。ドグマにとらわれてはいけません。それは他の人たちの思考の結果とともに生きることだからです。他人の意見の雑音によって自分の内なる声が掻き消されてしまわないようにしてください。そして最も重要なことですが、あなたの心や直感に従う勇気をもってください。心や直感は、あなたが本当は何になりたいのかすでに知っています。他のことは全て二の次です。(中略)ハングリーであれ。愚か者であれ。』

    内田氏は、このジョブズさんの言葉に、次のように自身の教育観を重ねます。
    (1)・自分自身の「ひっかかり」、自分自身の無知、非力についての強い不全感、不満足感。
    自分の内なる「欲求」への確かなる手ごたえ。確かなる手ごたえへの、絶えざる求め。「もっと、もっと」識りたい、解かりたいことへの「こだわり」。
    【私たちの実践への視点】
    自身の「ひっかかり」への《気づき》を大切に。引き出すには?言語化?
    (2)・誰がこの私の「ひっかかり」への糸口を付けてくれるのか。「メンター(導き手)」、自分を導いてくれる人、それを見当てる力。あくまでも自分の「ひっかかり」とジョブズ氏の「あなたの心と直感は、あなたが本当は何になりたいかを知っているからである」の視点。
    「これを勉強しろ、これを勉強すると得をするぞ」の情報だけに耳を貸すな。
    【私たちの実践への視点】
    妥協のない納得できるものとの出会いへ。自身のさまざまな失敗・挫折・疑問・苦しみを糧にする。視野の拡大・極微・深めを。
    (3)・後から、回顧的に自分の人生を振り返って、人生の選択は、「自分の心と、直感に従った」こと根底に据えて、その試行錯誤の一つ一つの「点」が、「線で結ばれた結果として現在を語る」ことが出来る。
    【私たちの実践への視点】
    自分は、「つながりとしての個人」:「個人としてのつながり」の「あわい・あいだ」
    の存在でしかない、そのバランスでの「生き方」を。

    内田さんは、「教育はまさにそのような行程です。教育を受ける前には、自分がどうしてそれを勉強するのかその理由はわからない。(中略)「学び」というのは、なんだか分からないけど、この人について行ったら『自分が本当にやりたいこと』に行きあたりそうな気がするという直感に従うという形でしか始まらない。」と語ります。

    以上のようなことが、内田さんの主張です。興味ある人は、本屋さんで探してみてください。では、12月20日に元気でお会いしましょう。