| 2008年12月の特別研修会の御案内 | ||
------------------ ※場所:中央大学駿河台記念館 320# (JRお茶の水 徒歩3分)※会場は入口に表示 ![]() ※受付:午後6時より ※時間:午後6時〜9時(○6時から夕食○食事終了後、開催) ※会費:特別研修会につき、A会員校2名まで1人\3,000_他1人\5,000_ 1校5名以上場合1人\3,000_ ※その他:当日の夕食代・資料代等は、会費に含まれております。 申し込み方法:12月9日(火)まで。 メール・fax・電話にて参加者名、人数等をお知らせ下さい。 (期日厳守でお願いいたします。) |
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今後の研修会の日程(予定) 個人の実践報告を企画中。発信者募集中!!ご連絡ください。 | ||
| 2009年1月 休会 |
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事務局 HVS綜合研究会 安達 征勝 今年も残すところあとひと月となりました。晩秋から初冬への季節の移ろいを感じるいとまもない程世の中の激しい変化にゆさぶられている気がします。 先日、桜美林の藤野先生から「この本、面白いよ!」と、五木寛之『人間の覚悟』(新潮新書)を紹介してもらいました。表紙の中開きに「(中略)これから数十年は続くであろう下山の時代のなかで、国家にも、人の絆にも頼ることなく、人はどのように自分の人生と向きあえばいいのか、たとえこの先が地獄であっても、だれもが生き生きした人生を歩めるように、人間存在の根底から語られる全七章。」とありました。 内容は、自身の体験に深く根ざした疑念から書かれています。それは12歳の時のピョンヤンでの終戦で、国家や行政やマスコミからの「安心だから動くな」というデマ情報が、一家を危機に陥れられたことと母の死、その反面で高級軍人や高級官僚やその家族のいち早い逃走の画面を目にしたことからでした。 また、自身の「引き揚げ時」の体験から、他の人を犠牲にすることなしには生きられなかったことから、「生きている私は悪人である」と。作者は、最後に「人が身をよじるような苦しみや悲しみも、結局どこまで行っても他の人に代わってもらうことはできません。全て自分一人で引き受けなければならないのです。」と書いています。 ブッダが『天井天下唯我独尊』と言ったように。是非、一読をおすすめします。 11月17日(月)の定例研修会は、その『天井天下唯我独尊』の理念を、現在化させ国際的に通用するように『Think & Share』と置き換えて実践されている世田谷学園の西岡・山本(慧彊先生のご子息)両先生からの報告でした。私としては、理念が明確な私学に、いまの「教育に欠乏」しているものは何なのかをお聞きしたいと考えていました。 報告の題名は、「理念は全学にどの様に繰り込まれているか」でした。そして内容は、「受験生へのアプローチ」「在校生へのアプローチ」「宗教科の取り組み」「今後の展望」の4つのカテゴリーに分けて発表していただきました。私は、特に『生き方(宗教科)』の授業展開(平成21年度以降の案)について強く関心を持ちました。 私は、故 山本慧彊元校長先生に、「仏教を理念とした学校が、実践する中身とは?」という問いを発する機会を持てないまま自問をつづけてきていました。現時点で見えてきたことは、独自の理念を持つ学校での実践は、共通して「自分とは何か」を基底とした、「科学・哲学・宗教」をトータルなものとして考えることではないのかと思うようになってきています。 今回の世田谷学園の『生き方』の授業展開について、恵泉女学園の元校長の安積力也先生の実践を参考に、その実践のパラダイムシフトさせたスタイルを図式してみました。
さて、次回(12月16日(火))の定例研修会は、文化女子大学附属の杉並中学高校の校長、野原 明先生の『私の考える「教育の欠乏」について』です。 今回のレジメの資料で東大大学院教育学研究科准教授の本田由紀さんの『市場主義の波 家族・教育にも』の文章では、いま私たちの日本の社会の現状を見事に言いあてていました。 それを少し解説すると、「80年代から続いた市場至上主義、新自由主義でめざした効率的で平等・公平な社会は、結果は無残な市場の地獄として現れることになった。そのために、もともと内在していた矛盾が空洞化した形でもあった「戦後日本型循環モデル」である「仕事→家族→教育→仕事…」の崩壊を早めることとなった。…」 具体的には、「教育では「いい社会」への「受験・学歴競争」化へ、仕事は会社に献身する「会社人間」化へ、家族生活は「ないがしろ・疎まれたり」するモデルの逆転現象化が生まれた。」 いま、「この「悪の連鎖」を生み出す元が破綻した。具体的には、世界的にも国内的にも、市場の地獄に歯止めをかける決断が求められていることは言うまでもない。」ということです。 日々変化するこの様な状況下にあって、私は野原先生からお話をうかがえるチャンスを得たことを、うれしく、楽しみにしています。多くの方たちの参加をお待ちしております。 |