• 更新日:2007/02/12


  • E-mailアドレスの変更などがあった方は、事務局 HVS綜合研究会までご連絡ください。




  • 2007年度の目標


  • 先生がイキイキする(自分とは何かの探求)と、授業で生徒とイキイキできる場が創れる。
    と同時に入学者増と大学の合格実績が向上することへ挑戦!



    2007年2月の特別研修会の御案内
    2月26日(月)

    先生自身の研鑽と今後の新しい私学の展開のための課題の講座

    『2007年度 中学入試の総括』
      アクセス進学情報センター
             所長 浅見 均 先生

     例年どおり、2月の研修会の内容は、浅見さんの「2007年度の中学入試の総括」をします。
    親のニーズには、「目先のこと」ばかりではなくて「長持ちする考え、安全で一生使えるものを、自分の子供の身につけさせたい。」

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    ※場所:中央大学駿河台記念館 560# (変更がありました!)(JRお茶の水 徒歩3分)※会場は入口に表示

    ※受付:午後6時より
    ※時間:午後6時〜9時(○6時から夕食○食事終了後、開催)
    ※会費:特別研修会につき、A会員校2名まで1人\3,000_他1人\5,000_
    1校5名以上場合1人\3,000_
    ※その他:当日の夕食代・資料代等は、会費に含まれております。

    申し込み方法:2月19日(月)まで。
    メール・fax・電話にて参加者名、人数等をお知らせ下さい。


    《Project.21.私学》の会 今後の日程(予定)
    各校の実践報告を企画中。発信校募集中!!ご連絡ください。
    3月26日(月) 石川県七尾市朝日中学1年生の「生命のリレー」授業実践報告
    4月以降も実践者各個人の実践報告を中心に研修内容を企画中




  • infomation


  • ◆『気づき教育・実践集』発刊予定・・・各校の実践を中心にしたもの
    NO.16・・・原稿〆切06年9月末。06年11月中頃刊行予定


    事務局 HVS綜合研究会  安達 征勝

    (2006.12/18(月)の特別研修会. 参加校 6校.関連企業2社.参加者総数17名)

     みなさま、ご無沙汰しました。
     みなさまには例年の日程を滞りなくすすめられていることとご推察申し上げます。
     入試も終わり、新入生の入学の目処や卒業生の送り出しの準備など、つつがくなく進んでいることと思います。
    みなさまにとりまして新年度もいい年になりますよう祈るとともに、私もまた、みなさまとともに有意義な年にしていきたいと考えております。
     今年もよろしくお願いするしだいです。
     先日、私の古くからの知り合いの一人が、『暴力は親に向かう』(東洋経済・二神能基著)という本を出版しました。
    二神氏は、NPO法人「ニュースタート事務局」の代表という立場で仕事をされている方で、3歳から50歳までの子供たちや若者たちの成長と挫折と立ち直りの見守りを40年にわたって続けられている人です。
     そんな時に、新春早々「嫌なニュース」がマスコミの話題となりました。
    兄妹と夫婦の二つのバラバラ殺人事件です。
    これまでも数多くの類似した事件をみてきた私にとって、何に「嫌さ」を感じたのか。
    まず、「歯学部合格を目指し、3浪中の兄が妹からの全否定的に罵倒された言葉。それは、誰にでも具体的に言い当てる事ができる。」ということです。
    「誰にでも兄の中にあった歯学部合格への希望と不安がよく解る。」ということ、つまり、状況は特殊ではないのです。
    次に、「夫婦の場合は、夫からの暴力や無視された妻が、離婚をせずに、憎しみを溜め・強めて夫をバラバラに殺害し、カバンに詰めて電車で捨てたこと」です。
    多くの人が「なぜ?」、「なんでそこまで…」と思ったことでしょう。
    類似した現実がすぐ近くで事件を起こしているのです。
    しかし、上気した二神氏の本の中には、「いつ同じようなことが起きてもおかしくない」家庭内での暴力の凄まじい様子がたくさん書かれていました。

     私は、昨年暮れの研修会の東京成徳の実践報告で、今後の「私学経営」にとって、とても多くのヒントと展望とをいただくことができました。
     これまで、私は「私学経営」には、その「時代に要請」されている中身・質を的確にとらえ、従来の「独自の理念」を再々生する。
    そして、それを「そのユニークな実践」で応える中身や仕組み・しかけが必要であると訴えてきました。
    それが、生徒や保護者から絶大な支持を得る基盤であるという強い確信を持ってきております。
     具体的には、同校の今年度の応募状況をみると、とても好調だということです。
     また、その応募者の上位者のうち、60%超が、時代の要請を具体化した『自分を深める学習』を受けたい、という希望を持っていたそうです。
     私たちの研究会の目的も「そこ」にあった訳です。
    同校を今後も注目していきます。
    これまで「常識」とされていた教育に対する「時代の要請(ニーズ)」であった、「いい成績→いい学校→いい会社→幸福」というストーリーが機能しなくなったこと。
    また、「人類にとっての共通の目標や普遍的な価値観」がなくなりつつある、と言われている時代感覚。
     これらの不安が『自分を深める学習』へと目を向けさせる流れとなるのです。
     しかし、逆に学校の現場では、どんどん目先の目に見える目標(進学実績だけ)への具体化へとシフトしていきました(『教育格差 絶望社会』(福地 誠著 洋泉社)に詳しく記載)。
     その作業の結果は、「人間を全体として考える」のではなく、「部分的・断片的・細分的」肥大化の方向にばかり進むことになってしまいました。
     だからこそ、明らかに「人育て」(人間を全体として考える=自分とは何か?)の課題と取り組むことを抜きにして考えられない時代へ突入した、と考えております。
     今の「教育」の場合は、「各教科」の知識がバラバラに成り立っています。
    ですから、例えば、「人間を全体として考えたり」、「社会や環境とのかかわりの中で考えたり」、「生きる喜びをもつ本来の人間を取り戻すために何をすべきか」、といった根底的な地点には中々到達しません。
     そのためには、まず先生自らが「探求者(エクスプローラー)」でなくてはならないし、「知識の伝達者」だけではいけないと考えます。
     さて、そんな中で「自分とは何か?を考える学習」の、数々の学校での授業実践報告からも、「生徒達からの熱き思い」が伝わってきています(石川県七尾市の研究授業の実践報告もとどいています)。
    その言葉から言えば、すでに「未来」は始まっています。
     私たちの課題(痛み)は、「30代にして心の病」をかかえてしまったり、「有名校に通う、16歳の少年が家族の殺人」を起こしたり、いま最も影響力のある月刊誌の教育特集で『子供を殺すのは教師か親か』などと編集された話題と向き合うことでもあります。
     果たして、いま展開されている「教育再生会議」は、この痛みを解消できるのでしょうか?