| 今回は2月と3月の研修会を一緒にお知らせし、同時申込受付します。 | ||||
| 特別研修会の御案内 | ||||
------------------ ※場所:アルカディア市ヶ谷(私学会館)※部屋は入口に表示 ※受付:午後5時30分より ※時間:午後6時〜9時(○6時から夕食○食事終了後、開催) ※会費:A会員校2名まで1人¥3,000_、他1人¥8,000_、1校5名以上の場合1人¥5,000_ ※その他:当日の夕食代・資料代等は、会費に含まれております。 申し込み方法:各々1週間前まで メール・fax・電話にて参加者名、人数等をお知らせ下さい。 |
| 《Project.21.私学》の会 2004年度 研修会日程 | ||
| 2月26日(木) | 3月11日(木)※変更がありました | 4月19日(月) |
| 5月17日(月) | 6月21日(月) | 7月12日(月) |
| 8月休会 | 9月27日(月) | 10月18日(月) |
| 11月15日 | 12月13日(月) | 2005年1月休会 |
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事務局 HVS綜合研究会 安達 征勝 一年中で最も忙しい時ですが皆さまいかがお過ごしでしょうか。 第130回芥川賞の受賞者に19歳の綿矢りさ『蹴りたい背中』と20歳の金原ひとみ『蛇にピアス』の二人の若い女性が決まりました。書評では「根拠のない自身の不安定さが生んだ魅力」とか「生きている実感の希薄さ」などが挙げられています。 私には、これから二人とも「大変だな!」という印象と実感とを強く持ちました。 前回のNEWSの話題として取りあげた作家・村上龍『13歳のハローワーク』での問題提起に対して、私たちは、戦後教育の《教》の部分の成熟と《育》の部分の喪失とを考えました。 私たちの会が求める最終的な目標の具体的なイメージは、《答えを出す》人間ではなく《問いを創造する》人間です。現在の「教育への時代の要請と学校改革の目標」をこの様な捉えかたをすれば、どのような質の私学にパラダイムシフトすればいいのか、ということです。 これはずっと私たちの研究会の中心テーマなのです。 その中で、『先生がイキイキしなければ、生徒はイキイキしない』というスローガンは、具体的な方法論になるはずです。 ここのところを最近の話題の中にみつけました。 1つは、2001年度のノーベル化学賞受賞者の野依良治氏が理化学研究所理事長に就任し、その記者会見で、「質の良い研究成果を生み出すための方策は?」の質問に、次の様に語っていることです。 「まずは人。人を選んで、その方にフルスイングしていただく。」、つづけて「自由な発想でオンリーワンを目指し、独り立ちできる研究者を育てたい。しかし、多くの日本人研究者は、自分で問題を作ろうとしない。外から与えられた問題を解いているだけだ。」(読売新聞2004.1.27)、前回のNEWSで私が指摘したことと同じ趣旨の発言があったわけです。 次に、政府の総合科学技術会議の「科学技術関係人材専門調査会」では、人材育成についての問題点を抽出しました。そして、独創性や積極性、基礎学力といった「質」の向上と、生命科学やナノテクノロジーなどの特定分野の人材不足、科学技術と社会の橋渡し役の不足といった、「量」の問題の解決とが検討されました。その場の出席議員から「大学へ入るころには個性をつぶされ、創造性をはぎ取られている感じがする。」とか、「大学は、腐ったような材料でうまい料理を作れといわれているようなもの。材料の悪さを根本的に直さないとどうしようもない。」などの意見や指摘が出されました。(同上紙) そこで、いま先生という職業あるいは立場の人は、一人ひとり自分自身を「問いを創造」可能な人間に『変身』させることを自分に課することが最重要です。それが私たちの研究会の主張でもあります。 その範囲は、科学・哲学・宗教など全分野にわたるもので、一分野にとどまりません。 まず、手始めに各人が「自分とは何か?」を問うことからスタートしてみませんか。 このことを今年度の研修会の中心テーマとしてスケジュールを組みたいと思っています。 特筆すべきは3月11日に講師を依頼しました、村上和雄氏(筑波大学名誉教授)です。先生は「真の教育とは魂を目覚めさせることだ」(産経新聞2003.2.19正論)と主張されています。 DNA研究・高血圧の原因酵素「レニン研究」でノーベル賞に近い科学者です。明中八王子の白井先生の「自分深め」の学習や東京成徳高の野中先生の「自分を深める」学習の教材で村上先生の本からの遺伝子を扱った授業では、生徒から好反応が多かった、ということです。当日、二人からその資料配布があります。 私は先生のお考えは、『バカの壁』の著者・養老孟司氏の「死の誕生、虚と実…日本文化」の講演内容(浦安図書館での「西洋の個人主義は間違い」)などと共有点がかなりの部分あるのではないかと思っています。 また、明中八王子中・高でこの課題と取り組みだして5年目に入る白井先生は、今年の9月から明治大学でも大学生にこの視点で授業をすることになりました。先日、担当の古屋野素材教授と連絡が取れました。そして、「この課題は、戦後教育から全てスポイルしてきたものです。それと高校現場の先生の声を大学生に伝えたい。」と、実践への評価と期待とを寄せていただきました。先生には、5月の研修会でのご講演の依頼や今後の機関誌への投稿依頼なども、併せてお願いするつもりでおります。また、9月からの白井先生の授業(木曜日午後7時ごろ〜?後日詳細はお知らせします)へのHVS参加者の出席もOKしていただきました。 皆さん、楽しみにして下さい。 |